チョークでしるされた手紙

きっと　あの高いビルの　屋上にのぼれば
　君のこと　見つけられるだろう
　探し出せるだろう

　　君に会いたくて　声が聞きたくて
　　ぼくは風に飛びのって　空をおよぐ

　　ゆっくりと　ぼんやりと　夜が朝に溶けて
　　ゆっくりと　ぼんやりと　ぼくが夜に解ける

　もっと高く飛び上がれば　神様に会えるかい？
　ずっと続く永遠の恋を　ゆずってもらえるかい？

　　うそでもいいよ　気やすめでいいさ
　　誰かここでうなずいて　ぼくのそばで

　　ゆっくりと　ぼんやりと　夜が朝に溶けて
　　ゆっくりと　ぼんやりと　ぼくの言葉がこわれてゆくよ
　　きっと君に伝えたいよ…ああ君にもっと

　　
　　君に会いたくて　声が聞きたくて
　　ぼくは風に飛びのって　空をおよぐ

　　ゆっくりと　ぼんやりと　夜が朝に溶けて
　　ゆっくりと　ぼんやりと　ぼくが夜に解ける

　　
　　白いチョークで　アスファルトにキザまれる
　　うつろな世界を　あざやかに染めて
　　気付いておくれよ　これがぼくからの言葉
　　愛しい君への　最後の手紙

　　ぼくはチョークで　アスファルトにキザまれる
　　イタズラ好きな　神様のらくがき
　　とどかぬ君への　ぼくからの言葉
　　愛しい君への　最後の知らせ

　　白いチョークで　アスファルトにキザまれる
　　冷たい地面に　そっと口づけて
　　これが君への　最後の言葉
　　ぼくはチョークで…
　　　　　　　　　　　　　　　　　by. the collectors

　《コメント》
この歌に出会ったのは、高校生の頃
プロデビューした知人のバンドがまだアマチュア時代にライブで歌った。
なんだか、ジ～ンときてた。
手がかりは「コレクターズ」の歌っていうことと白いチョークがどうたらと言うタイトルだと言う事。
必死でこの歌の入ったアルバムを探したけどなかなか見つけられなくて、奇跡的にたまたま見つけたのがそれから約7年後(遅すぎるだろ)。
もう、二人目を妊娠した頃だった。
本当に偶然手にとって。大興奮状態だったのを覚えている。
感動感激！！！
3000里歩き続けてやっとママに会えた気分だった・・・

お察しの通り、この歌は大好きな人に会いたいけれど、会えなくて、会いたさのあまり、ビルから飛び降りちゃう・・・
あくる日、アスファルトの上にチョークで描かれた自分の姿
それが、君への最後の手紙だと・・・

すごいと思った
好きな人の為に死ぬなんて
すごい！
叶わないなら死んじゃうほどの想いって
すごい！
私は、ここまで人のこと好きになれるかなあと真剣に思った。

じゃ、逆に死ぬほど好かれたらどう？
振ったら自殺されるなんて・・・
これも困ったもんですな～。

いやいや、この歌はそういうことが言いたいんじゃないんだよね
「死にたいくらい愛する人がいる」
この素晴らしさに私は感動するんです。

しかし、結局私は、好きな人の事はずっと見てたいよ～。と思う。
死んじゃったら、もう、会うことはおろか、好きな人を見る事もできなくなるなんて・・・
何で死んじゃうの！？
という私は、未だに「この人の為なら死ねる」と思ったことはありましぇん！（ありゃま、こりゃま）
例え叶わぬ恋でも、さっさと切り替えて生きてきたもんなあ

ですので、できれば、死ぬまでに
「死にたいくらい愛する人」と出会う事が出来れば
私は、この世に思い残す事はございませんな～。
あ、今はがきんちょの為にも何があっても死ねませんが。

そう思って、いつもこの歌を聴いてます。
この歌ばっかり、車内はrepeat状態です。
repeat after me!

♪君に会いたくて～　声が聴きたくて～

監査が終わって、ほったらかしていた小説書きも再開し、気がついたら夢中になってて、うお～～～っと思ったらヤカンが真っ黒焦げになっていました…
これは驚いた・・・。大好きな真っ赤でかわいいヤカンが、綺麗なぶんぶく茶がまになっていまして・・・。
危ない危ない。

一生感動　一生青春！ってなことを誰か言ってましたよね～。（相田　みつをさん？）
それから、どんなに年取っても結婚したって常に恋はしてないとダメ…！という熟年女優さんは数知れず
同感でっす（*^o^*）
人生楽しまなくっちゃね～！